ピーナッツバターとブルーベリージャムのサンドのレシピです。
サンドイッチとは
サンドイッチ、サンドウィッチ(sandwich)とは、パン等に肉や野菜、卵等の具を挟んだり、乗せたりした料理のことです。
代表的なものはティー・サンドイッチのようにパンの間に具を挟んだクローズドサンドイッチが一般的なものですが、パンではなくパイやラテンアメリカのプランテインのようにパンに代わる食材で挟んだものもあります。
日本においては具材の名称を前に付して「○○サンド」の略称で呼ばれることもあります。
ちなみに、サンドウィッチとサンドイッチの明確な違いはありません。
材料
材料(1人前) | |
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ピーナッツバター | 大さじ2 |
ブルーベリージャム | 大さじ1 |
食パン | 2枚 |
作り方
調理時間(およそ10分)
作り方 | |
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1 | トースターの機能を、ブロイルにして、「食パン」をトーストする。(つまり、片面だけ焼けたパンを作る。) |
2 | パンの上面が、濃い茶色になったら取り出す。焼けた方の面に、「ピーナッツバター 大さじ2」、「ブルーベリージャム 大さじ1」をそれぞれ塗る。 |
3 | ピーナッツバターを塗ったの方の食パンを、ブルーベリーを塗った食パンに重ね、カットして、完成。 |
コツ・注意点
ピーナッツバターとブルーベリージャムの量は多めの方が美味しい。
好みに応じて、チョコレートやシロップ、バター、蜂蜜などを加えると良い。
余談:PB&Jについて
ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ(Peanut Butter & Jelly Sandwich)、あるいはピーナッツバターとジャムのサンドイッチ(Peanut Butter & Jam Sandwich)、略称「PB&J」は、主にアメリカ合衆国、カナダ等のアングロアメリカの子供達の間で食べられるおやつ・軽食になります。
二枚の食パンのそれぞれの片面にピーナッツバターおよびジェリー(固形物を濾して取り除いたジャム)を塗り、それらの面を合わせてサンドイッチにして食べるのが一般的です。
好みでチョコレート、シロップ、バター、蜂蜜などを加えることもあります。
2002年の統計によると、平均的なアメリカ人は高校を卒業するまでに一人当たり1,500個のPB&Jサンドイッチを食べそうな。
今回は、そんなPB&Jについて解説します。
PB&Jのバリエーション
ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチのレシピにはバリエーションがあり、蜂蜜、ベーコン、チョコレート、メープルシロップを加えるものもあれば、マシュマロやそれを原料としたスプレッドの一種であるマシュマロクリーム、ヌテラ(ヘーゼルナッツ入りチョコレートスプレッドの一種)、レーズン、バター、ポテトチップス、チーズ、スライスしたバナナ、ドライフルーツを加えるものもあります。
また、スライスしたバナナの代わりにスライスしたイチゴやリンゴを入れるものも。
食パンの代わりにスライスしたベーグルを使用することもあります。
PB&Jの歴史
1900年代前半、ピーナッツバターは炒りたての落花生を挽いて作られる、ニューヨーク市の高級ティールームでしか出されなかった程の高級食材でした。
当時のピーナッツバターは、ピミエントやキンレンカ、セロリ、クレソン、焼いたクラッカーと共に提供されていました。
ピーナッツバターとジェリーを一緒にパンに塗った料理がアメリカの文献中に初めて登場したのは、1901年にジュリア・デイヴィス・チャンドラー(Julia Davis Chandler)が執筆し、出版したボストン料理学校調理科学と家庭経済学の雑誌(Boston Cooking-School Magazine of Culinary Science and Domestic Economics)という書物です。
その後、瓶入りのピーナッツバターが市場に導入されたことでピーナッツバターの価格が下落し、1920年代後半にはピーナッツバターとジェリーのサンドイッチは庶民でも楽しめるようになり、子どもたちの間で人気になりました。
PB&Jの栄養
ブドウジャムとピーナッツバターを、それぞれテーブルスプーン2杯分を精白パンに挟んだピーナッツバターとジェリーのサンドイッチは、栄養摂取勧告量の22%の脂質と1日の摂取量22%分のカロリーを含んでいます。
カロリーの45%は脂質由来のもので、その多くは心臓に良いとされている一価不飽和脂肪および多価不飽和脂肪です。