メロンパンの名前の由来は?
外はカリカリ、中はふんわり、 大人から子どもまで大人気で専門店まであるメロンパン。
そんなメロンパンですが、「メロンパンのメロンの由来ってなんだろう」と思ったことはありませんか?
全国のパン屋さんに必ずあるメロンパンですが、どうしてメロンパンという名前がついたのか、はっきりしたことはわかっていません。
今回は余談として、諸説ある由来のなかでも、よく知られている3つをご紹介したいと思います。
見た目がメロンに似ているから
最もポピュラーな説が「見た目がメロンに似ているから」。
表面のビスケット生地に、マスクメロンのような格子模様が入っているから、というものです。
この説はさらに分類がされており、メロンに似せて作った説と、偶然皮がひび割れてメロンのようになったという説があります。
「メレンゲパン」がなまってメロンパンになった
「メレンゲパンがなまってメロンパンになった」という説もあります。
メロンパンは、パン生地にビスケット生地をかぶせたものですが、そのビスケット生地に、卵白を泡立てたメレンゲを加えていた為、メレンゲパンと呼ばれていたようです。
「メレンゲがメロンに徐々に変化していったのでは?」と言われています。
「メロン型」を使用して成型したパンだから
チキンライス等に使われる、紡錘形(ぼうすいけい)のライス型で成型していたから、という説です。
1950年代、神戸のパン屋で作られたパンは、当時メロンと呼ばれていた「まくわうり」に似ていた為にメロンパンになったというもの。
また、ライス型の別名をメロン型ということからその名がついた、という説もあります。