「アイシング」と「グレーズ」について
今回、シュガーコーティングのバームクーヘンを作っていて思った、ふとした疑問。
「アイシング」と「グレーズ」の違いとは?
気になったので、調べてみました。
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アイシング
粉砂糖に水や卵白を混ぜて、菓子などの表面を飾ったり覆うもの。
表面の飾りと同時に、乾燥を防止したり、甘みを補う為にも使われる。
塗ると薄氷が張ったようにみえることから、iceにingをつけてできた言葉。
また糖衣をかける行為をもいう。 -
グレーズ
シロップ、溶き卵、ジャム等を焼き菓子やパンなどの表面に塗って艶出しすること。
ちなみに、他にも似たような言葉に「グラスアロー」、「フォンダン」といった言葉もあります。
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グラスアロー
粉糖、あるいはフォンダンを湯で溶いた半流動体のもの。
洋酒などで香りを付けて、クロワッサン、サブレ、バウムクーヘン等のコーティングに使用したもの。 -
フォンダン
砂糖と水を火にかけて煮詰め、冷まして急激に強く撹拌し、白くクリーム状になるまで練ったもの。
お菓子作りには、専門用語って結構登場するんですよね。
きちんと覚えておきたいものです。
以下、参考までに「グレーズ」のレシピになります。
「基本グレーズ」のレシピ
「基本グレーズ」の材料
粉砂糖 | 60g |
水 | 15g |
この他、ハチミツを入れてハニーグレーズにしたり、水ではなく牛乳にしても美味しいです。
レモン汁を加えてもさっぱりしてオススメ。
「基本グレーズ」の作り方
上記の材料を溶かすだけです。
グレーズをたっぷりと接着させましょう。
刷毛を使ってコーティングさせてもいいですね。
上手く塗れずに水分が滴っても大丈夫です。
しっかりと乾かせましょう。
「バター入り、お手軽グレーズ」のレシピ
「バター入り、お手軽グレーズ」の材料
粉砂糖 | 100g |
バター | 15g |
水 | 15g |
バニラエッセンス | 5滴 |
「バター入り、お手軽グレーズ」の作り方
作り方 | |
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1 | 耐熱ボウルや皿に「粉砂糖 100g」、「バター 15g」、「水 15g」を入れ、よく混ぜ合わせる。 |
2 | 電子レンジでラップなしで20秒温める。バターが溶け、混ざったら「バニラエッセンス 5滴」を加え、さらに混ぜる。 |
3 | トロトロのうちにドーナツ等の表面をグレーズにつけ、乾かし固めたら、完成。 |
まとめ
「アイシング」は、粉砂糖に水や卵白を混ぜて飾りったり覆うもの。
「グレーズ」は、砂糖に限らず、ジャムやシロップ等を含めて表面に覆い艶出しするもの。
参考にして頂ければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。